2025年5月11日、連休明けのゲーム会は、ゲームマーケットの作戦会議と併せてという感じになりました。時間がかかるゲームもあったので、数は少なめです。遅れましたが、レポートをお送りします。
メンバーが入れ替わるごとにプレイしている、こちらから。プレイ当初は日本語版がゲームマーケットで販売されることでしたが、すぐに売り切れたので後日にショップで購入しています。
上級ルールでプレイしています。常にデバフがかかる状態でプレイを進めていますが、デバフによって難度も変わってきます。「テキサスホールデム」がベースになっています。
たまに起こる、ボードが強いパターンが今回もありました。ボードがツーペアで、手札の 9 が残るセイムハンドになったりとか。ハイカード9の強弱はなかなか示しにくいところです。
お次は出たばかりのデッキ構築と4Xのゲームから。
4X は初出になるので、用語を説明すると、explore(探索)、expand(拡張)、exploit(開発)、exterminate(殲滅)の4つを示す、ストラテジーゲームのサブジャンルです。ここ最近のボードゲームだと、直接攻撃を避けて exterminate をのぞいた 3X の作品も多いようです。
基本的に、領土争いのSGに近い感じで、デッキ構築でアクションし、カード購入で強力なアクションがとれるようになるのがこのゲームの新しさです。カードドリブンではなく、デッキ構築なのでカード引いてこないと対応するアクションができません。
マップが狭く、プレイヤー間で干渉するようにできているのと、exterminate に制限がなく、プレイヤー1人を全滅させてもゲーム終了になるので、バランスはプレイヤー間で取るタイプかもしれません。
初期配置を自由にしたところ、3ターン目に全滅終了があったので、推奨の初期配置でプレイしています。拡張と開発が別アクションになるので、領土を一気にとれるようにしておかないと、入られる可能性も出てきます。
ほかのプレイヤーの侵略成功で得点が伸びるのと、領土数での得点もあるので、ある程度の攻め込みが必要です。逆に言うと内政での得点が少し伸びにくいと思っています。
防御を固めること自体はできるようになっていて、ユニットを 4つまで置くことができ、防御力も上がるのと、攻撃では 1つしか削れないので、手数もかかるようになっています。侵略能力の強いカードで攻撃力を上げることもできますが、入手タイミングは遅めです。
あとは、各カードの1枚目に哲学がコストとしてかかり、特典がついているという特徴があります。これにより、急成長しにくいバランスになっていますが、逆に言うと誰かが哲学を引くまでデッキ強化のスピードが鈍くなることにもなります。
この組み合わせは初めてですが、バランス調整はもう少しできるところもありそうな感じがしました。SGの要素が濃いめで、デッキ構築での制約が強い印象があります。
お次もデッキ構築とダンジョン探索のゲームから。こちらも以前プレイ済みなので、簡単に。
今回は、ショップとアーティファクトが割れた展開になりました。ショップで買い物できないと、アーティファクトを 2つ持ち帰れる権利がとれなかったり、リソースが増えなかったりでじりついた展開になります。アーティファクトは得点源なので、ないと困るのですが。
脱出重視でアーティファクトの得点を低めに取りましたが、高得点を狙ってなんとかという感じがします。王冠部屋に入れずに得点が伸びなかったのもありますが。脱出の20点ボーナスは大きいですが、どうしようもないケースもあります。
最後は、こちらの作品をプレイすることに。久しぶりのコミュニケーション系ゲームです。
「Ito」に近い感じですが、こちらは 10段階でしか分かれておらず、数字が固まりやすい感じです。あとは、ジェスチャーのお題も入っていますが、最低値と最高値が出やすいのでコントロールしやすさもあります。
お題の難度は、「トップテン」の方が高めなのと、ヒントに数値を入れられないので、その分の難しさがあります。
作戦会議も挟みつつ、重めの作品もプレイできました。次は、ゲームマーケット明けでしょうか。