2025年7月26日、2週連続のゲーム会です。そろそろテストプレイをということで、自分の作品も出しています。今回もプレイしたゲームをできる範囲でレポートしましょう。
手始めは、こちらの作品から。トリビア系の協力型ゲームで、国が書かれたカードのうち、特定の条件を満たすものを配置していくゲームです。終了条件を満たしたあとで、不正解が 3枚以内であれば勝利です。
条件のジャンルはさまざま、難度もさまざまです。明らかにこのカードは該当しないと分かるものもありますが、微妙な条件になるカードもあります。基本的に相談は不可能なのと、カードによる縛りがあるので、知っている情報がないこともありえます。
微妙なところは、かなり不正確になるのが分かりました。問題を出すとネタバレになるので詳細は書けませんが、「テラ」よりもコンパクトな世界の豆知識ゲームかと思いました。
その次は、新作から。カードを購入して 3×3 の範囲に収まるように配置していく、カード配置系のゲームです。
できるアクションはシンプルで、カードを購入して配置するか、裏向きにして獲得し配置するかのどちらかです。カード売り場は 2か所あり、所定の場所から購入する必要があります。
これだけだと手なりにしかならないのですが、コストを払うことで、購入場所を変えるか、カードを流すかの選択肢をとることができます。資金繰りが厳しめのゲームなので、このあたりがポイントになってきます。
カードは、コストが高いものは得点効率がよかったりするので、どのような組み方をするかがポイントになります。高い城側のカードの得点条件を元に、組み立てていく感じになるでしょうか。
9ラウンドしかなくシンプルですが、手頃なゲームだと思います。BGAでもプレイ可能ですし、より計算が楽になるかと思います。
テストプレイに入っています。前回から入れようとしていた要素が、効き過ぎたので元に戻すようにしたりとか。
自分の作品のテストプレイも要約開始できました。方向性はいいがプレイ時間が長すぎるので、少しコンパクトにする方向で。カード枚数が 1段階少なくできそうな気がします。
その次は、文明開発系のダイスピックアップゲームです。ダイス目が大きければ大きいほど強いアクションができますが、合計ダイス数が高い組み合わせを取ると、治安が悪くなりペナルティーがあります。
ダイスドリブンの行動なので、比較的シンプルですが、選ばれなかったダイスにより悪いことが起こったりもするので、そのあたりの流れが悩ましいです。こちらも資源は比較的厳しめですし、アクションも若干足りないようにできています。
得点の入手手段が少なめなので、得点機会を大事にしつつという感じでしょうか。3ラウンド目はかなりゲームが変わり、古いカードがあっという間に陳腐化してしまいます。
プレイ時間は 60分では終わりませんが、ボリューム感のある文明発展形のゲームですね。
先週に引き続き「ワンラウンド」をプレイ。説明は省略します。「名詞」と「動詞」のあいだは、別要素の言葉が入りやすく、ファインプレイも出やすい感はあります。逆に、要素が言葉が並ぶと難しくなります。
その次は、少し古いフリップ&ライトをプレイしています。カードをめくったポリオミノの形にマスを埋めていき、島カードのすべてのマスが埋まったら探索終了で新しいカードを獲得できます。島カードに書き込めるようになっています。
島カードは 2つあり、ポリオミノはその形で配置する必要はありますが、待ち受けの形が取りやすいのが特徴です。どうしても埋められない場合は 1マス埋める必要があります。
出てくる島カードはランダムではありますが、特徴はあり、どの手段で得点を稼ぐかがポイントになります。ポリオミノのカードは 8枚ありますが、1枚は出てこないままシャッフルされてしまうので、若干の揺らぎがあります。比較的シンプルな、紙ペンパズルゲームかと思います。
最後はこちらの作品を。記憶系のゲームです。ハンバーガーの具が書かれたカードをめくっていき、特定の条件を満たしたら完成となり、完成した商品名を呼びながら、素早くハンバーガートークンをたたきます。
初級ルールはかなり覚えきれる感じですが、上級ルールでいろいろな要素が増えてくるとだんだん怪しくなってきます。「マンマミーヤ」の記憶ゲームに近い感じですが、初級ルールではこちらの方が記憶負荷は低めです。
ようやくゲームマーケットに向けて動き出しました。8月はゲーム会の機会を多めにして一気に進めたいですね。